入学後の学費

私立中学の旅行積立金:7校の金額と使い道・精算の違い

私立中学の募集要項には、授業料とは別に旅行積立金が載っています。立教女学院・麗澤・専修大学松戸・狭山ヶ丘・世田谷学園・栄東・広尾学園の7校の表記と金額を並べ、積立金が何に使われ、余ったらどうなるかを整理します。

対象: 7校の募集要項などで確認した旅行積立金。制服・端末・寄付などは扱いません
公開 2026-10-19最終確認 2026-10-19合同会社フューチャープロンプト

入学後に毎年かかる費用の全体は、入学後の学費の記事にまとめています。

年額で読めるのは60,000円から306,000円・月額だけの学校もある

7校の旅行積立金を、募集要項に書かれた形のまま並べます。学校によって、年額で書くところと月額で書くところがあり、同じ尺度では比べられません。年額が読み取れる学校では、60,000円(立教女学院)から306,000円(世田谷学園の理数コース)まで開きがあります。

学校要項の表記年度の注記
立教女学院旅行積立金 60,000円初年度納付金(2027年度年額予定)の表。年額か月額かは表中に明記なし
狭山ヶ丘高校付属修学旅行積立金 1年72,000円・2年72,000円(3年なし)希望により積み立て
広尾学園積立金 月額16,000円(全コース)2027年度に一部変更の可能性
栄東修学旅行積立金 月額20,000円令和9年度予定
専修大学松戸旅行積立金 月額20,500円・年額246,000円令和8年度第1学年
麗澤研修旅行積立金 月額22,000円令和9年度入学生 予定
世田谷学園旅行積立金 本科252,000円(月額21,000円)・理数306,000円(月額25,500円)入学初年度の学費(本年度の額)

月額だけの学校(広尾学園・栄東・麗澤)は、何か月分を納めるかが読んだ要項から確定できないため、この記事では年額に直していません。世田谷学園の252,000円は月額21,000円の12か月分、306,000円は月額25,500円の12か月分と一致します。

積立金の使い道は学校ごとに違い、旅行専用とは限らない

積立金に入る費用の範囲は、要項に次のように書かれています。

・立教女学院:学年キャンプと修学旅行の積立です。

・世田谷学園:1年のサマースクール、2年の研修旅行、3年の修学旅行、4年の海外研修の費用です。理数コースには別の行事があります。

・広尾学園:修学旅行などの特別行事・特別活動参加費のほか、副教材や消耗教材などの購入費にも使います。旅行専用の積立金ではありません。

・狭山ヶ丘高校付属:修学旅行費を積み立てるもので、希望により積み立てられます。昨年度は1年次・2年次とも6,000円を12か月でした。

・専修大学松戸:旅行積立金は預り金の一部で、同じ預り金に校外活動費、各種検定料、学級諸経費も入ります。

旅行積立金という名前でも、含まれるもの、積み立てるかどうかを選べるかが、学校によって異なります。

余った分の扱いは、書いてある学校と書いていない学校がある

積立金が余ったときの扱いが要項に書かれていたのは、次の3校です。

・立教女学院:余剰分は高校卒業時に返還します。

・専修大学松戸:預り金は年度ごとに精算します。

・広尾学園:中学校課程の修了時に精算します。

狭山ヶ丘高校付属・世田谷学園・栄東・麗澤の4校は、読んだ要項に精算や返還の定めが見当たりませんでした。精算の有無と時期は、説明会や入学手続の案内で学校に確かめると確実です。

旅行先が変わると金額も変わることがあります。栄東の要項には、修学旅行先の変更の検討に伴い、令和9年度の修学旅行積立金の額を変更する可能性があるとあります。

文部科学省の調査では、私立中学の修学旅行費等は年額65,276円

文部科学省の令和5年度「子供の学習費調査」では、中学校の学校教育費のうち「修学旅行費等」は、公立が24,234円、私立が65,276円(いずれも年額)です。この項目は、修学旅行のほか、遠足・見学・移動教室などの経費を足したものです。

上の表で年額が読める学校には、この平均より大きい額もあります(専修大学松戸246,000円、世田谷学園252,000円など)。ただし調査は、学校ごとの金額ではなく全国の平均です。調査の平均と、特定の学校の積立金は、別のものとして読んでください。

公立と私立の学習費の違いは、公立と私立の費用比較に載せています。

確認していないこと

この記事は、7校の旅行積立金の表記だけを読んだ内容です。旅行先や実際の旅行費用、積立金以外の行事費、制服・端末・寄付は扱っていません。月額の学校の年額、立教女学院の積立の期間は、要項から確定できていません。

この記事は7校の公式の資料から旅行積立金を整理したもので、学校の優劣や志望校選びの目安を示すものではありません。金額は年度ごとに変わることがあります。出願の前に、各校の最新の要項で確かめてください。

よくある質問

Q旅行積立金は入学金や授業料に含まれますか

含まれません。7校とも、授業料や施設費とは別の項目として、募集要項の表に載っています。世田谷学園は入学初年度の学費の表に、栄東は入学後に納入する諸経費の欄に載せています。

Q積立金が余ったら返ってきますか

学校によって書き方が違います。立教女学院は余った分を高校卒業時に返還するとあります。専修大学松戸は預り金を年度ごとに精算し、広尾学園は中学校課程の修了時に精算します。ほかの学校は、読んだ要項に精算の定めが見当たりませんでした。

Q月額で書かれた積立金は、1年でいくらになりますか

世田谷学園は月額21,000円が年額252,000円、専修大学松戸は月額20,500円が年額246,000円と、要項に両方が載っています。麗澤・栄東・広尾学園は月額だけの記載で、何か月分かは読んだ要項から確定できないため、年額は計算していません。

Q公立中学の修学旅行費と比べてどれくらい違いますか

文部科学省の令和5年度「子供の学習費調査」では、中学校の「修学旅行費等」は公立が年額24,234円、私立が65,276円です。この項目は修学旅行だけでなく、遠足・見学・移動教室などを含みます。この平均は全国の平均で、各校の積立金とは別のものです。

Qこの記事の内容はいつ時点ですか

2026年10月19日に、各校の公式サイトで公開されている2027年度入試の募集要項などを読んだ内容です。専修大学松戸は令和8年度第1学年の額です。積立金の額や旅行先は変わることがあるため、出願の前に各校の最新の要項で確かめてください。

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私立(標準コース)の条件で総額を出す(シミュレーター)
この条件が入った状態で開きます。志望校のレベル・通塾開始学年・きょうだいの有無・併願校数・世帯年収は、開いたあとで自分の場合に変えられます。
この条件の総額の目安: ¥2,558,000〜¥3,318,000(新小4から通塾・併願4校・きょうだいなし)

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