この記事では、仙台市にある東北学院中学校、仙台白百合学園中学校、尚絅学院中学校を取り上げます。受験料は3校とも12,000円で、出願はインターネットです。試験は、3校とも1回目が2027年1月6日(水)です。
宮城の中学3校の受験料・入学時の納入金・学費:東北学院・仙台白百合学園・尚絅学院(2027年度入試)
宮城県仙台市の東北学院、仙台白百合学園、尚絅学院の3校について、2027年度の公式の募集要項から、受験料・日程・入学時の納入金を比べます。受験料は3校とも12,000円で、入学手続きの納入金は150,000円から203,000円。3校とも最初の試験日が2027年1月6日です。
ほかの県の学校と受験料・入学時の納入金を並べるときは、県別の比較表のこの記事の学校の行から見られます。
3校の受験料と日程を並べる
| 学校 | 受験料 | 出願期間 | 試験日 | 合格発表 | 入学手続き |
|---|---|---|---|---|---|
| 東北学院(共学・前期) | 12,000円 | 2026年12月1日〜12月21日(Web手続のデータ登録は11月15日から) | 2027年1月6日(水) | 1月7日(木)17時 | 第一次は1月13日12時まで、第二次は1月19日12時まで |
| 東北学院(後期) | 12,000円 | 2027年1月15日〜1月27日(データ登録と検定料払込は1月7日17時から) | 1月30日(土) | 2月1日(月)17時 | 2月5日12時まで |
| 仙台白百合学園(女子・I期) | 12,000円 | 2026年12月1日〜12月24日 | 2027年1月6日(水) | 1月7日(木)15:00 | 1月22日(金)まで |
| 仙台白百合学園(II期) | 12,000円 | 2026年12月1日〜2027年2月4日 | 2月6日(土) | 2月6日(土)15:00 | 2月13日(土)まで |
| 尚絅学院(共学・第Ⅰ期) | 12,000円 | 2026年12月1日〜12月14日(Web出願システム登録は11月24日から) | 2027年1月6日(水) | 1月7日(木)10:00 | 1月7日10:00〜1月9日10:00 |
| 尚絅学院(第Ⅱ期) | 12,000円 | 2027年1月7日〜1月21日 | 1月23日(土) | 1月23日(土)16:00 | 1月23日16:00〜1月25日10:00 |
募集人員は、東北学院が男女180名(前期・後期の合計)、仙台白百合学園が女子90名(I期・II期・併設小学校からの入学者を含む)、尚絅学院が男女30名(第Ⅰ期・第Ⅱ期の合計)です。首都圏の日程は首都圏の入試日程の記事で比べています。
東北学院の入試区分と、手続きが2段階になっている点
東北学院は、出願のときに「特別選抜コース」か「総合コース」を申告します。前期は「3教科型」か「総合問題型」を選びます。要項には、特別選抜コースを希望しても総合コースでの合格(スライド合格)になる場合があること、特別選抜コースに合格した成績優秀者に入学時奨学生の資格を与えることが書かれています。
前期の合格者は、入学手続きが2段階です。第一次手続きで入学金96,000円を1月13日12時までに払い込み、第二次手続きで入学時納付金の残額を1月19日12時までに払い込みます。
第一次の期日までに、すべての手続きを済ませることもできると要項に書かれています。後期の合格者は、2月1日17時から2月5日12時までに入学時納付金を払い込みます。
後期の出願資格には「宮城県内の私立中学校の入学手続を行っていない者」という条件があります。前期に合格して入学手続きを進めた場合や、他の宮城県内の私立中学校に手続きをした場合に、後期を受けられるかどうかは、必ず最新の要項で確認してください。
入学金の延納や返金の扱いは、入学金の延納の記事で市川・栄東・開智の3校の例を確認しています。
入学時に納める金額
入学手続きの時に納める金額を並べます。3校とも、納めた金額を返さない旨が要項に書かれています(東北学院は「応じかねます」という表現)。
| 学校 | 入学時の納入金(公式の記載) | 合計 | 返還・減額 |
|---|---|---|---|
| 東北学院 | 入学金96,000円、施設設備資金64,000円、その他4,500円(奨学会・生徒会・同窓会の入会金) | 164,500円(要項の記載) | 受領した書類の返却、検定料・入学時納付金の返金には応じかねる |
| 仙台白百合学園 | 入学金50,000円、教育充実費100,000円 | 150,000円(この記事で足した金額) | 提出された書類と入学に関する納入金は返さない |
| 尚絅学院 | 入学金50,000円、施設設備資金153,000円 | 203,000円(要項の記載) | 納入された入学手続金は返せない。兄弟姉妹が同時に在学する場合の2人目以降、同窓生の子が入学した場合は、入学金相当額を還付 |
入学時の納入金は、仙台白百合学園が150,000円で最も低く、尚絅学院が203,000円で最も高く、その差は53,000円です。ただし、入学金の額は東北学院が96,000円、仙台白百合学園と尚絅学院が50,000円と違い、残りの部分の名目も「施設設備資金」「教育充実費」と学校ごとに違います。名目の違いを無視して合計だけで学校の費用を比べることはできません。
私立中学の入学後の年間の学費は私立中学の年間の学費の記事で、首都圏の実例を並べています。
入学後の毎月の学費と、入学準備の費用
入学後の費用は、学校によって項目も年度も違うため、3校の合計の比較はこの記事では行いません。
東北学院(2027年度入学生の予定)は、毎月の学校納付金が合計50,350円です。内訳は、授業料30,000円、施設設備資金9,000円、教育充実費8,000円、奨学会費・生徒会費・生徒会後援費・同窓会費で3,350円です。
このほか、諸費が年額94,000円(2026年度実額)と書かれています。ICT教育で使う本校指定のノートパソコンは、入学時に購入します。
仙台白百合学園(要項に「2026年度の場合」と書かれた一覧)は、毎月の納付金が授業料32,000円、教育充実費9,000円、施設設備費7,000円で、合計48,000円です。制服類・かばん・運動着・上靴などの代金は、冬制服の上下が50,680円、夏制服の上下が48,050円、学生かばんが18,370円、運動着一式が18,700円などと項目別に載っています。
尚絅学院は、毎月の学費が授業料33,000円、教育充実費6,000円、施設設備費6,000円、その他の納付金(生徒会費・父母教師会費・後援会費・同窓会入会前納金)2,800円で、合計47,800円(年額573,600円)です。入学準備費用(2026年度実績)は、男子が約176,000円、女子が約186,000円(制服、運動着・上靴、授業用パソコンの合計)と書かれています。宿泊研修として、1年生のサイエンスキャンプ費が約70,000円、2年生のイングリッシュキャンプ費が約40,000円、3年生の海外研修費が約500,000円と、学年ごとに別の費用が載っています。
首都圏の学校の入学金と入学時の納入金は入学金の学校比較の記事で並べています。
特待・優遇の制度の違い
東北学院は、特別選抜コースに合格した成績優秀者に入学時奨学生の資格を与えると要項に書いています。語学資格(英検4級以上など)の取得者は、総合点に一定割合を加算して優遇します。
仙台白百合学園は、英検・数検3級以上の取得者について、検定の得点を「80点」とみなし、筆記試験の得点か検定の得点の上位2教科の得点を合否判定に採用すると書いています。
尚絅学院は、英検4級以上の取得者の英語の得点に、20点を上限に加点します(4級5点、3級10点、準2級以上は満点換算)。
3校とも、この記事で確認できたのは、受験時の優遇や、入学金の扱いなどの制度の記載です。特待や奨学金の一般的な仕組みは別の記事で扱っています。
特待生・奨学金の記事に、特待制度の種類と確認の進め方をまとめています。
3校の費用を並べて分かること
受験料は3校とも12,000円で、違いが出るのは入学手続きの納入金です。東北学院は164,500円で、前期の合格者は入学金を先に納める2段階の手続きです。仙台白百合学園は150,000円、尚絅学院は203,000円で、尚絅学院は入学金が50,000円と低く、施設設備資金が153,000円を占めています。
日程では、3校の1回目の試験が同じ2027年1月6日です。2回目以降の日程と出願の条件が学校ごとに違うため、受験の組み合わせを考えるときは、受験料の合計に加えて、2回目の試験日、手続きの期限、他校の手続きを済ませた場合に受けられるかどうかを、最新の要項で確かめる必要があります。
よくある質問
Q3校の受験料はいくらですか
東北学院は検定料12,000円(前期・後期とも)、仙台白百合学園は入学検定料12,000円、尚絅学院は入学検定料12,000円です。尚絅学院の要項には、納めた検定料は返せないこと、支払いの手数料は自己負担であることが書かれています。仙台白百合学園の要項には、母親・祖母・姉妹が同学園の小学校・中学校・高等学校のいずれかの同窓生または在校生である志願者について、検定料を試験当日に返金する制度が書かれています。
Q3校は併願できますか
併願できるかどうかは、この記事では判断しません。最初の試験日は、東北学院の前期、仙台白百合学園のI期、尚絅学院の第Ⅰ期のいずれも2027年1月6日で、同じ日に複数校を受けることはできません。2回目の試験日は、尚絅学院の第Ⅱ期が1月23日、東北学院の後期が1月30日、仙台白百合学園のII期が2月6日です。出願の条件は学校ごとに違い、尚絅学院の第Ⅱ期は他の中学校の入学手続きを終えた児童は受験できず、仙台白百合学園のII期は合格したら必ず入学することが条件、東北学院の後期は宮城県内の私立中学校の入学手続きを行っていないことが条件と、要項に書かれています。必ず最新の要項で確認してください。
Q入学手続きで納める金額はいくらですか
東北学院は入学時納付金が合計164,500円(入学金96,000円・施設設備資金64,000円・その他4,500円)、仙台白百合学園は入学金50,000円と教育充実費100,000円で合計150,000円(この記事で足した金額)、尚絅学院は入学金50,000円と施設設備資金153,000円で合計203,000円です。東北学院は前期合格者が入学金96,000円を先に納め、残額を第二次手続きで納める2段階になっています。
Q納めた入学金は返ってきますか
東北学院の要項には、受領した書類の返却と、入学検定料・入学時納付金の返金には応じかねると書かれています。尚絅学院は、納入された入学手続金は返せないと書いています。仙台白百合学園は、提出された書類と入学に関する納入金は返さないと書いています。3校とも、この条件は2027年度の要項で確認した内容です。
Qこの記事の学費は最新ですか
東北学院の毎月の学校納付金は2027年度入学生の予定額、年額の諸費94,000円は2026年度実額です。尚絅学院の学費は要項に年額まで載っています。仙台白百合学園の毎月の納付金と制服代の一覧は、要項に「2026年度の場合」と書かれており、2027年度の確定額ではありません。受験料・日程は2027年度入試向けの情報で、2026年10月3日時点の公開内容です。
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