無料・登録不要中学受験、総額いくら必要か試算する
私立中学の中学受験にかかる総額は、標準コースで約256万〜332万円、難関コースで約306万〜382万円が目安です(塾代・受験料・入学関連費用の合計)。入力するのは志望校のレベル・通塾開始学年・きょうだいの有無・併願校数で、概算の総額が出ます。個別の合否判定や塾選びの相性判断はできません。
よくあるパターンから選ぶ
条件に近いカードを1回押すと、下の総額の目安がその条件に切り替わります。自分の条件で見たいときは、その下の項目を選び直してください。カードの金額は塾代・受験料・入学関連費用の合計の概算です。
中学受験の費用試算(条件と総額)
志望校のレベル: 私立(標準コース) / 通塾開始: 新小4から / きょうだい: なし / 併願校数: 4校
出典・確認日: juken-hiyou.com の「出典・更新履歴」ページ(/sources)。個別の合否判定ではなく、公開情報を基にした概算です。
総額の目安
- 小6の9月以降塾代が最も重くなる時期。小6の1年分だけで100〜125万円が目安(直前期は月謝そのものが増額される塾もあります)
- 12月〜1月出願と受験料の支払い。4校で¥108,000を、出願のたびに支払います
- 合格発表から1〜2日以内入学金の納付。¥450,000〜¥710,000を短期間で用意する必要があります(当日16時までという学校もあります)
総額が同じでも、必要になる時期は分かれます。日付つきの詳細はスケジュールの記事で確認できます。
内訳の割合
志望校のレベルで総額はどう変わるか
通塾開始学年・きょうだい・併願校数は今の入力のままにして、志望校のレベルだけを変えた3つの総額を並べています。
通塾開始学年で総額はどう変わるか
志望校のレベル・きょうだい・併願校数は今の入力のままにして、通塾開始学年だけを小3・小4・小5に変えた3つの総額を並べています。押すと入力が切り替わります。
通塾開始〜小6の学年別内訳
塾代の3年間総額を、費用が集中しやすい小6後期を重くする比率(小4:小5:小6=20:30:50)で学年別に按分した参考値です(きょうだい同時受験の倍率は含みません)。
大手進学塾の月謝の実例
塾代は総額の中でも大きな割合を占めるため、月謝を公式サイトで公開している4塾(SAPIX・四谷大塚・早稲田アカデミー・日能研)の実額を確認しました。学年が上がるほど大きく増額する構造は、このシミュレーターが小6後期に費用を重くする理由と一致します。
| 塾 | 小4 | 小5 | 小6 |
|---|---|---|---|
| SAPIX小学部 | 45,650円/月 | 57,750円/月 | 66,000円/月 |
| 四谷大塚 | 41,800円/月 | 52,250円/月 | 67,650円/月(9月以降90,750円/月) |
| 早稲田アカデミー | 33,300円/月 | 54,000円/月 | 54,900円/月 |
| 日能研 | 24,200円/月(週4コマ) | コース(W/G・R)により31,020円〜49,060円/月 | |
上記はいずれも4科コースの月謝目安で、教材費・季節講習費・模試代等は別途かかります。3年間の塾代の総額は、この月謝を足しただけの金額ではありません。季節講習などを含めて複数のメディアが示す金額がほぼ同じ範囲に収まっていた200万円〜300万円を、このシミュレーターの計算の根拠にしています。詳しくは塾代の徹底比較記事もご覧ください。
月謝だけを小4〜小6の12か月分ずつ足した下限は、四谷大塚約194万円・SAPIX約203万円・早稲田アカデミー約171万円・日能研約103万円(日能研の小5・小6は最も安いコース)です。公立中高一貫校向けでは、Z会の教室の小6本科が授業料と教材費で約51万円(夏冬の講習・模試・入会金は別)ですが、小5は冬期講習からの開講で3年間の総額は出せません。計算の内訳は出典一覧にあります。
この試算の根拠
塾代・受験料・入学関連費用のいずれも、塾・学校の公式サイトが単一の一覧として金額を公開していないため、複数の教育メディアが独立に報告する数値が収束する範囲を「概算レンジ」として採用しています。このうち、公立中高一貫校向けの塾代(3年間で100万〜150万円)と公立の入学関連費用(10万〜15万円)、標準・難関の塾代の分け方(200万〜250万円・250万〜300万円)は、公式の料金表で裏づけられていない根拠が弱い概算です。受験料と入学金は学校ごとの実額を出典一覧で確認できます。
参考として、実在する学校の入学金を公式の生徒募集要項・学費ページで直接確認しました。上表の「入学関連費用」レンジと大きく乖離していないことを確認済みです(入学金以外に制服代・施設費等が別途かかる学校もあります)。
| 学校 | 受験料 | 入学時に必要な金額 |
|---|---|---|
| 麻布中学校 | 30,000円 | 入学金 300,000円(2027年度募集要項。納付期限は2月4日正午) |
| 開成中学校 | 28,000円 | 入学金320,000円+施設拡充資金120,000円=440,000円(2026年度、制服代等は別途) |
| 女子学院中学校 | 25,000円 | 入学金 380,000円(2027年度募集要項。手続期限は2月3日15:00) |
| 桜蔭中学校 | 25,000円 | 入学金 380,000円(2027年度募集要項。入学手続は2月3日午後1時まで) |
| 巣鴨中学校 | 25,000円 | 入学金 350,000円 |
| 聖光学院中学校(神奈川) | 30,000円 | 入学金300,000円+設備拡充費280,000円=580,000円(制服代等は別途) |
| 渋谷教育学園幕張中学校(千葉) | 28,000円 | 入学金 300,000円(2027年度募集要項。入学手続は1月24日14:00〜25日15:00) |
| 栄東中学校(埼玉) | 25,000円で2回まで受験可(3回以上は35,000円) | 入学金250,000円(令和9年度=2027年度募集要項)。制服代は男子約175,860円・女子約195,730円(2026年度)、施設設備拡充費は入学後に納入 |
東京・神奈川・千葉・埼玉の8校を比べても入学金に極端な差はなく、「難関コースだから高い」「地域で大きく違う」という単純な図式ではありませんでした。聖光学院は8校中もっとも高く、シミュレーターの入学関連費用レンジの上限付近に位置します。8校の受験料はいずれも25,000円〜30,000円に収まり、上表の相場(20,000円〜30,000円)とも一致しています。栄東は制服代を公表しており、男女とも約18万〜20万円と、制服だけでも入学金に匹敵する額になることが分かります。公立中高一貫校は入学金が原則不要で、制服代等の実費が中心になります。詳しくは学校別の入学金・受験料の徹底比較記事もご覧ください。
いつ、いくら必要か
総額だけでなく「いつまでに用意するか」も重要です。首都圏の私立中学入試は例年、以下のような時系列で進みます。千葉・埼玉の学校は1月中に、東京・神奈川の学校は2月1日以降に入試が実施されるという地域差があり、千葉・埼玉の学校を先に受けてから東京・神奈川の本命校に臨む流れが一般的です(2026年度入試の実例7校を基にした一般的なパターンで、年度によって日付は前後します)。
特に「入学金の納付」は合格発表からごく短期間(1〜2日)に設定されている学校が多く、複数校に合格した場合は短時間で入学先を決める必要があります。事前に総額だけでなく、いつ・どの口座から支払うかも家庭内で決めておくことをおすすめします。詳しくは中学受験スケジュール完全ガイドもご覧ください。
よくある質問
なぜ金額が一つの数字ではなく幅(レンジ)で出るのですか
塾・学校ごとに金額の差が大きく、単一の確定値を示すと実態から外れる可能性があるためです。複数の教育メディアが報告する金額が収束する範囲を、下限〜上限として示しています。
きょうだいで同時に受験する場合、割引は考慮されますか
考慮していません。塾の兄弟割引や、片方だけ通塾期間が短いといった個別事情は反映せず、単純に2人分として計算する簡易な概算です。公式サイトで確認できた範囲(2026年10月17日時点)では、四谷大塚の進学くらぶは兄弟姉妹が在籍中なら入会金11,000円(税込)が不要です。早稲田アカデミーの夏期講習会は、2人目から10,000円引きの例があります(講習・コースにより対象外)。日能研は、卒業生と同居する弟妹の入会金が半額になる制度が公式ページにあります。SAPIXは、公式の費用ページに兄弟割引の記載がありません。授業料そのものの割引は、各塾の校舎で確かめてください。
併願校数を増やすと総額はどのくらい変わりますか
受験料は1校あたりの相場×校数でそのまま増えます(私立で1校あたり2万〜3万円、公立中高一貫で1校あたり2,200円程度)。塾代・入学関連費用には影響しません。
この試算に含まれていない費用はありますか
塾への交通費、家庭教師・個別指導の追加費用、模試の受験料、参考書・問題集代、複数校に合格した場合の"入学金の抑え"(進学しない学校への支払い)などは含んでいません。実際の総額はこれらの分だけ上振れする可能性があります。
正確な金額はどこで確認すればよいですか
塾代は志望する塾の公式サイトまたは校舎への問い合わせ、受験料・入学関連費用は志望校の募集要項(学校公式サイトで公開)が一次情報です。この試算はあくまで事前の見通しを立てるための概算としてご利用ください。
用語集
- 併願
- 第一志望校に加えて、複数の学校を受験すること。合格の可能性を確保する目的や、入試日程を埋める目的で行われます。受験料はこのシミュレーターの「受験料(校数分)」に反映されます。
- 抑え校(おさえこう)
- 本命校の結果が出る前に、合格の可能性が高い学校を先に受けて合格を確保しておくこと。進学しない場合でも、入学金の一部が返還されないことがあります。このシミュレーターの試算には含まれていません。
- 適性検査
- 公立中高一貫校の入学者選抜で使われる試験。私立中学の「入試(学力検査)」とは異なり、教科の知識よりも思考力・表現力をみる問題が中心です。受検料は私立より安いのが一般的です。
- 大手進学塾
- SAPIX・日能研・四谷大塚・早稲田アカデミーなど、中学受験に特化した集団指導塾。カリキュラムの進度や難易度によって、このシミュレーターの「標準コース」「難関コース」の目安が変わります。
- 七五三(しちごさん)
- 中学受験でよく言われる併願の目安「7校出願・5校受験・3校合格」を指す俗称。このシミュレーターの「併願校数」の初期値の参考にしています。
この試算に含んでいない費用
上の総額は塾代・受験料・入学関連費用の3つだけを計算しています。実際にはこれ以外にも費用がかかります。金額を公表している塾があるものは実額を、公表されていないものは「公表されていない」とそのまま示します。
四谷大塚・早稲田アカデミー・日能研(4〜6年生)はいずれも22,000円で一致しました。初回のみの費用で、兄弟姉妹の同時入会や再入会で免除される塾もあります。
四谷大塚が公表している4〜6年生の必修教材費です。月謝とは別にかかります。
公式サイトで確認できた税込の受験料は、四谷大塚の志望校判定テスト5,280円・合不合判定テスト5,830円、日能研の全国公開模試3,300〜6,050円(首都圏・東海・札幌の案内。学年・科目数・テストで異なる)、首都圏模試センターの合格ONEテスト5,940円・スタートONEテスト2,970円、SAPIXの合格力判定サピックスオープン6,600円です。何回受けるかは家庭の選択で、塾ごとの一覧は塾代の記事に載せています。
大手3塾とも公式サイトで金額を公開していません(四谷大塚は「別途お知らせ」と記載)。小6の夏・冬は費用が大きくなる時期として知られていますが、実額は塾に直接お問い合わせください。
校舎までの距離や通塾回数で変わるため、金額を示せません。夜間の授業では夕食代もかかります。
本命校の合格発表前に別の学校へ入学金を納める場合、進学しなくても返還されないことがあります。この試算は進学先1校分だけを計算しています。
集団塾に加えて併用する家庭があります。料金体系が事業者ごとに大きく異なるため含めていません。
金額を示せた費目は、四谷大塚・早稲田アカデミー・日能研の公式サイトで直接確認したものです(2026-09-05確認)。確認できなかった費目を推測で埋めることはしていません。出典は出典・更新履歴で公開しています。
費用の内訳をもっと詳しく
シミュレーターの各費目について、学校の生徒募集要項や塾の公式料金表で直接確認した実例を解説記事にまとめています。
このサイトについて
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